熊本県多良木町に遊びに行こう!
 

多良木町の人口

減り続ける人口

伝統と歴史ある多良木町ですが、山に囲まれた地形も相まって人が住むという点においては労力を求められることになりそうです。しいて言うなら熊本県の中心部からかなりの距離が離れていることもあって、地元の人たちも中々苦労を強いることがあるでしょう。そういう意味ではお店というものが苦労しそうです。確かに駅前にある程度のスーパーがあるとはいっても、この多良木町に住んでいる人たちが歩いていける距離に在住しているとは限りません。こういう田舎になればなるほど来るまでの移動というものが必須となります。車を使用しないことには何も始まらないとまで言われることもある田舎生活ではありますが、地元の人たちからすれば車を持って生活そのものが成り立たないかもしれないですね。コンビニに関しても駅前にわずか2店舗しかないのです。東京に住んでいる人からすればコンビニが近所に2店舗しかないというのを経験する人も中々いないでしょう。少し歩くだけでコンビニなんて4軒あるのは普通のことだと思っている10代の少年少女からすれば田舎での生活は酷でしょうね。

とはいっても、成人している人たちからしてもここで生活することでメリットがあるのかどうか、ということが問題になってきます。実際似たら議長に住んでいる人の多くが中高年代の人たちと考えて良いでしょう。そのほとんどが農業などのその土地特有の仕事に従事している人が多く占めているでしょう。15歳未満の人口に関してはギリギリ1000人いますが、それでもこれから数年で更に減ることは懸念できます。過疎化している地域ということでは典型的な例として見て良いでしょう。過疎化していることは人も少ないということ、人が少なくなっているということは未成年者の数も少なく、またそんな彼らを指導している教員の数も不足しているという現実や医療を担当する人が少ないということも容易に考えられます。都会に住んでいると中々実感しないことばかりですが、こういった山々に囲まれている地域ともなればそんな街としての機能を維持することが出来なくなってしまうほどに街の財政が圧迫される恐れもあるところが日本各地に存在しているというのは実感できることでもないでしょう。言われて、気になって調べてみてはじめて気付いたという人も多いはずです。こういった街が抱えている問題について都会に住んでいる10代から20代前半の人たちにとっては知る由もない現実ではないでしょうか。特に都会での暮らししか知らない人からすれば何でも手に入る環境を捨ててまで、田舎での生活を望む人もいないのは明白です。知らないことは何処までいっても知らないで突き通されてしまいます、知ることが大事とも言われていますが中々そんな現実を把握するというのは難しいことかもしれないですね。

多良木町に行ってみる?

街自体の問題点としてはそれだけではなく、公共の施設となるものが不足していることも影響しています。今の私達の生活からすれば利用している人も少ないかもしれないでしょうが、何気なく見てみるときちんと存在している公共図書館は、ここ多良木町には存在していないのです。図書館が存在していない街が存在していること自体あるんだということの方が驚きですが、この街は本から得られる知識というものをないがしろにしているということなのでしょうか。確かにインターネットが普及したことで、ここ多良木町でも活用されていると思いますが活字を気軽に読める公共の場を設けていないということは、それだけ本を入手するだけの費用や図書館を管理する館員、本を維持するための資産というものが不足していることを意味しているのかもしれないですね。人員不足だと一言で言ってしまえばそれまでですが、ここ多良木町においても児童というのは少なからず存在はしているわけですから、そんな未来を担うことになる子供達の知識を養うための教育に必要な書籍というものを専門的に管理・保管・閲覧を許可しているところが少ないというのは正直信じられませんね。これに関しては時代の流れだからしょうがないということではなく、一般的に本と触れ合う環境を大人たちが作る取り組みを設けてあげることは重要なことだと個人的には考えます。色々障害はあるかと思いますが、私達の暮らしから考えてみたら本というものの存在を少しないがしろにし過ぎではないでしょうか。ネットで字を見るのと、本から字を見るのとでは得られる情報量も異なります。図書館を作るということを少しくらいは検討しても良いのではないかと思うのですが、現在の多良木町の状況から考えてみるとそれも難しいのかもしれないですね。

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人口の推移

多良木町の人口は昭和20年代、林業が盛んに行なわれ全国から多くの商品が訪れて賑わいを見せていたときには全盛期には2万人の人が住んでいました。しかし多良木町の人口はそこから更に増えるという分岐点に傾倒するのではなく、林業が衰退したことによって年を経ることで徐々に人口が下降の一途を辿ることになりました。

1970年には約16,000人ほどの人が住んでいたのでそれなりに賑わいがありました。しかしこの頃にもなると都市部の発展が急激なまでに行なわれたことで75年までの僅か5年間で人口はなんと1,500人近く減ってしまうのでした。5年でこれだけの人数が減ってしまったということは、それだけ多くの人が都会へと仕事を求めて上京していった、もしくは高齢者がなくなるタイミングが多かったということなのかもしれません。そして人口はそのまま増えることなくゆっくりと放物線を描くように減っていき、2013年10月現在において多良木町の総人口が10,482人という、ここ30年近くで6,000人近くの人が街を去るか、もしくはお亡くなりになったということになります。但しこの場合には大概の例として前者が当てはまると考えて良いでしょう。元々底まで大きくない街でありながら、地元での就職という面において圧倒的不利になることを含めても、多良木町にいるよりも都会に出て仕事を求めていく人が増えていってしまったのは必然と考えて良いのかもしれないですね。悲しいことですが、これも現実です。街を守りたいと考えていても、地元で自らの経済基盤を構築することが出来なければ話になりません。田舎に住んでいる人が抱える最大のジレンマではないでしょうか。そしてそんなジレンマを解消するためには、やはり住み慣れた街を捨てて、少しでも働きやすい環境へと引越しをして新生活を始めていくという選択を選んでいくのかもしれません。

そしてそれ以外の人たちは元々ここで基盤を築いている人が多いかもしれません。おまけに自分達の代ではなく、先祖代々ともいえるような家柄が存在してもおかしくないでしょう。元からこの多良木町で生活していくための基盤がしっかりと形成されているのは、やはり地元の有力者かそこで一生を送ろうとしている高齢者などが多いともいえるかもしれないですね。実際に多良木町では高齢者の割合は総人口の35%という全体の3割強を占めているのです。問題は耐えることはないのかもしれないですが、今後もこの問題に街は向き合っていくことになるんでしょう。

熊本といえば…
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